ダイヤモンド印レモン 200ml 1960年代の瓶 [布引礦泉所]
ダイヤモンド印レモン 200ml 1960年代の瓶です。
ダイヤモンド印レモンは、現在も「ダイヤレモン」の名で
兵庫県西宮市にある布引礦泉所が生産しているレモン風味の炭酸飲料です。
布引礦泉所は明治32年の創業であり、
炭酸水製造では国内最古の部類に入る歴史あるメーカーです。
兵庫県は古くから鉱泉に恵まれていたようで、
多くの炭酸水メーカーが存在していましたが、その中でも布引礦泉所は大きい部類でした。
今回ご紹介している瓶は1960年代に流通していたと思われる瓶です。
ひとつ前でご紹介した1950年代の瓶と比較し
エンボス加工で表現されていた各種表記が印刷になりました。
ロゴ部分のアップ。
このデザインは、現在でも布引ダイヤモンドソーダの瓶で見られるものです。
【ダイヤモンド印レモン 200ml 1960年代の瓶 千葉県安房郡にて入手】
ダイヤモンド印レモン 200ml 1950年代の瓶 [布引礦泉所]
ダイヤモンド印レモン 200ml 1950年代の瓶です。
ダイヤモンド印レモンは、現在も「ダイヤレモン」の名で
兵庫県西宮市にある布引礦泉所が生産しているレモン風味の炭酸飲料です。
布引礦泉所は明治32年の創業であり、
炭酸水製造では国内最古の部類に入る歴史あるメーカーです。
兵庫県は古くから鉱泉に恵まれていたようで、
多くの炭酸水メーカーが存在していましたが、その中でも布引礦泉所は大きい部類でした。
今回ご紹介している瓶は1950年代に流通していたと思われる瓶です。
まだ印刷瓶が普及する前のフルエンボス瓶で、
これも1950年代の瓶によく見られた特徴です。
中央部のダイヤモンド印のエンボス。
下部には6 3/4OZS(6と4分の3オンス=約200ml)のエンボスが。
戦後、一般用よりも進駐軍での需要が大きかったために
アメリカで用いられるオンス表記にしたのかもしれません。
これも1950年代の瓶に見られる特徴の一つです。
オンス表記の右側に、布引の「馬蹄印」のエンボスも見えます。
【ダイヤモンド印レモン 200ml 1950年代の瓶 千葉県安房郡にて入手】
ダイヤモンド印レモン 戦前の緑瓶 [布引礦泉所]
ダイヤモンド印レモン 戦前の緑瓶です。
ダイヤモンド印レモンは、現在も「ダイヤレモン」の名で
兵庫県西宮市にある布引礦泉所が生産しているレモン風味の炭酸飲料です。
布引礦泉所は明治32年の創業であり、
炭酸水製造では国内最古の部類に入る歴史あるメーカーです。
兵庫県は古くから鉱泉に恵まれていたようで、
多くの炭酸水メーカーが存在していましたが、その中でも布引礦泉所は大きい部類でした。
今回ご紹介している緑瓶は
大正時代〜戦前まで使われていたものと思われます。
中央に、「ダイヤモンド印」「登録商標」の文字の他に
現在も使われているダイヤモンドマークのエンボスがあります。
ネック部分には銀紙を剥がした後が。
ダイヤレモンは現在でも王冠とネック部分に銀紙を被せています。
その伝統は戦前から受け継がれてきたものなのですね。
下部には布引の「馬蹄印」と呼ばれる、蹄鉄を二つ組み合わせたシンボルマーク。
馬蹄印は「布引タンサン」のシンボルマークとしても使われていました。
底部にもダイヤモンドマークのエンボスがあります。
【ダイヤモンド印レモン 戦前の緑瓶 千葉県安房郡にて入手】