ファンタ 1960年代〜1975年頃の瓶 3種 [ファンタ]

MDSC_0025.jpg

ファンタ200mlの1960年代〜1975年頃の瓶には、
細かい違いですが3種類の表記があります。

向かって左側から1966年製(2代目)、1968年製(3代目)、1971年製(4代目)で
パッと見たところどれも同じですが、
ロゴの下部に書かれている英文字表記が異なります。

MDSC_0026.jpg

まずは1966年製(2代目)のものから。
BOTTLED UNDER AUTHORITY OF THE COCA-COLA(JAPAN)COMPANY, LIMITED
となっており、内容量表記は大文字で「200ML.入」となっています。
この2代目瓶は、年号の刻印が底部あるものと
胴部に年号が刻印されているものの2種類があります。
2代目瓶は1963年〜1967年の製造。

MDSC_0028.jpg

続いて1968年製(3代目)のもの。
こちらは英文字表記こそ1966年製のものと同じですが、
内容量表記が「200ml」と小文字になり、「入」の字もなくなりました。

MDSC_0029.jpg

最後に1971年製(4代目)のもの。英文字表記が
BOTTLED UNDER AUTHORITY OF THE COCA-COLA COMPANY
となり、「(JAPAN)」と「,LIMITED」がなくなりました。

比率としては、圧倒的にここで紹介した1971年製(4代目)の瓶のタイプの表記が多く
特に「ML.入」表記のものは時代が古いこともあって
なかなか見つけることができません。
初代の瓶となると、土中に埋まっているものや
人知れず放置されているものを除けば
恐らく全国に数本しか存在していないのではないでしょうか。

参考:ファンタ初代の瓶
https://me-young-sitter.blog.ss-blog.jp/2021-05-16-1

ちなみに沖縄では、これと同じデザインで250ml瓶が販売されていましたが
そちらの英文字表記はまたさらに異なった表記になっていました。
当時はまだアメリカ占領下にあったため、その影響もあったのでしょうか?

【ファンタ200ml 1966年 千葉県安房郡にて入手】
【ファンタ200ml 1968年 千葉県安房郡にて入手】
【ファンタ200ml 1971年 静岡県沼津市にて入手】

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。