ファンタ 1960年代〜1975年頃の瓶 3種 [ファンタ]
ファンタ200mlの1960年代〜1975年頃の瓶には、
細かい違いですが3種類の表記があります。
向かって左側から1966年製(2代目)、1968年製(3代目)、1971年製(4代目)で
パッと見たところどれも同じですが、
ロゴの下部に書かれている英文字表記が異なります。
まずは1966年製(2代目)のものから。
BOTTLED UNDER AUTHORITY OF THE COCA-COLA(JAPAN)COMPANY, LIMITED
となっており、内容量表記は大文字で「200ML.入」となっています。
この2代目瓶は、年号の刻印が底部あるものと
胴部に年号が刻印されているものの2種類があります。
2代目瓶は1963年〜1967年の製造。
続いて1968年製(3代目)のもの。
こちらは英文字表記こそ1966年製のものと同じですが、
内容量表記が「200ml」と小文字になり、「入」の字もなくなりました。
最後に1971年製(4代目)のもの。英文字表記が
BOTTLED UNDER AUTHORITY OF THE COCA-COLA COMPANY
となり、「(JAPAN)」と「,LIMITED」がなくなりました。
比率としては、圧倒的にここで紹介した1971年製(4代目)の瓶のタイプの表記が多く
特に「ML.入」表記のものは時代が古いこともあって
なかなか見つけることができません。
初代の瓶となると、土中に埋まっているものや
人知れず放置されているものを除けば
恐らく全国に数本しか存在していないのではないでしょうか。
参考:ファンタ初代の瓶
https://me-young-sitter.blog.ss-blog.jp/2021-05-16-1
ちなみに沖縄では、これと同じデザインで250ml瓶が販売されていましたが
そちらの英文字表記はまたさらに異なった表記になっていました。
当時はまだアメリカ占領下にあったため、その影響もあったのでしょうか?
【ファンタ200ml 1966年 千葉県安房郡にて入手】
【ファンタ200ml 1968年 千葉県安房郡にて入手】
【ファンタ200ml 1971年 静岡県沼津市にて入手】