三ツ扇サイダー 340ml リターナブル瓶 [地サイダー]

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三ツ扇サイダー 340ml リターナブル瓶です。

三ツ扇サイダーは、大阪府柏原市の寿屋清涼食品が販売している地サイダーです。
かつて、全国の中小サイダーメーカーは三ツ矢サイダーの人気にあやかって
それに似た名前やマークのサイダーを数多く出していました。
(三ツ葉サイダー、三ツ菱サイダー等。いずれも過去記事にて紹介済)
この三ツ扇サイダーもその一つです。

かつては関西地方を中心に多く出回っており、
このリターナブル瓶も2000年頃までは見かけたものですが、
今では復刻版のワンウェイびんタイプのもののみが製造されているようです。
こちらはショッピングモール等に入っている駄菓子屋や
大阪の物産を扱うアンテナショップでも見かけることがあります。

ちなみに、今回紹介しているリターナブル瓶タイプのものは
三ツ矢サイダーを模したデザインとなっていますが、
地サイダーによくある、ラベルを貼る初期タイプのデザインではなく
1972年に登場した後期タイプの瓶のデザインを模しているのが特徴です。
あまりこの後期瓶を模したデザインは、他では見かけません。


【参照】三扇サイダー 340ml ワンウェイ瓶
https://me-young-sitter.blog.so-net.ne.jp/2010-06-02

【参照】三ツ矢サイダー 340ml 1972年〜
https://me-young-sitter.blog.so-net.ne.jp/2010-05-22-2

【三ツ扇サイダー 340ml リターナブル瓶 佐賀県唐津市にて入手】
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コアップドリンク 200ml [統一ブランド系]

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コアップドリンク 200ml瓶です。

コアップドリンクは、主にガラナ飲料を提供していた
統一ブランド「コアップ」のブランドを冠しています。
「コアップガラナ」は現在でも北海道を中心に
全国で見かけることがありますが、果たしてコアップドリンクとは・・
いったいどのような飲料だったのでしょうか。

地サイダーでよく見られるような、
三ツ矢サイダーの瓶を流用して上から再印刷する手法を採っていますが
よくある340ml瓶ではなくあまり見かけない200ml瓶を用いている点、
ラベルを張り替えるのではなくきちんと再印刷している点が独特です。
三ツ矢サイダーの瓶に再印刷する手法は、九州地方を中心にいくつか例があります。
(パレードサイダー、メトロサイダー、シラウメサイダー等。過去記事で紹介済。)


【参照】コアップガラナ 200ml リターナブル瓶
https://me-young-sitter.blog.so-net.ne.jp/2018-05-03-2

【参照】三ツ矢サイダー 200ml
https://me-young-sitter.blog.so-net.ne.jp/2018-05-05

【コアップドリンク 200ml 佐賀県唐津市にて入手】
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ミヤタシトロン 340ml [地サイダー]

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ミヤタシトロン 340ml瓶です。

ミヤタシトロンは、福岡県宮田町(現宮若市)に存在した
村上飲料工業所の製品です。

いわゆる地元周辺のごく限られた地域で消費された「地サイダー」ですが
その多くが三ツ矢サイダーを模していたのに対し、
一部には三ツ矢サイダーと双璧を成していたキリンレモンを
模したものも存在していました。
このミヤタシトロンもそのひとつです。

三ツ矢サイダーを模したものは、
三ツ矢サイダーの瓶をそのまま流用し
ラベルを貼り替えていただけの簡素なものなので
多くの零細地サイダーメーカーが採用していましたが
このミヤタシトロンをはじめとしてキリンレモンを模したものは
デザインこそ似ているものの、ちゃんと自社発注瓶となっています。

【ミヤタシトロン 340ml 佐賀県唐津市にて入手】
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